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医療法人社団 吉翔会
吉本歯科医院

【所在地】
〒761-0113
香川県高松市屋島西町1968-9
パワーシティ屋島西側

【診療時間】
お電話受付:9:15〜17:30
(日曜・祝日・水曜日休診)

【連絡先】
TEL:087-818-1118

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吉本歯科医院インプラント手術までの流れ

吉本歯科医院インプラント手術までの流れ

インプラントというのは英語で「implant」、しっかり差し込むという意味です。医学用語では移植するという意味があり、歯科用インプラントとは天然歯根の代用となる人工歯根のことです。
顎の骨に埋め込まれたインプラントは、平均3〜6ケ月の治療期間を経て骨にしっかり結合します。

インプラント手術の流れ

1.初診カウンセリング

患者さまの今、お困りの内容、どのような治療を希望されるか、将来どのようになりたいのか、なぜ吉本歯科医院を選ばれたのかを聞かせて頂きます。

2.パノラマ撮影

歯科のレントゲンです。
全顎の歯、骨、鼻腔、顎関節などを撮影します。

3.型取り、口腔内写真撮影

4.院長診断、カウンセリング

レントゲン口腔内情報から診断し、患者さまにご説明いたします。

5.血液検査、心電図検査

インプラント手術をする上で、必要な項目を検査して頂きます。
総合病院に紹介状をお書きします。検査に問題がなければ手術日を決めます。
結果によってはインプラント手術ができない場合もあります。

6.見積書お渡し

7.CT用ガイド型取り

CT撮影時、口腔内に装着する取り外し式の透明な入れ歯のようなものです。

8.CT撮影

吉本歯科医院では、CT撮影にもこだわりがあります。
通常の歯科用CTでは、数ミリ以上でしか撮影ができません。
0.5ミリで撮影ができるCTスキャナーがある総合病院にて撮影を行います。手術を成功に導くために必要な工程だからです。

9.3D立体構築画像検査

医科用で撮影したCTデータでは、神経、血管がはっきり写りません。
血管が大きいものと他に小さいものが複数あり、3D画像では3次元で立体的に診ることができます。
実際に手術をする前にコンピュータで最適な場所を見つけます。
1ミリの誤差もないように手術時に口腔内に入れる模型を作製します。

10.歯科麻酔医師のカウンセリング

手術前に歯科麻酔医師より血液、心電図検査結果についてご説明をします。
手術で使用する精神鎮静法麻酔についても説明します。

11.術前説明

院長より患者さまご本人の3D立体構築画像を見ながらインプラントを何本入れるか、神経、血管はどの場所にあるのか、骨はどのような状態なのかなどについて詳しくご説明します。
専任のカウンセラーにより、術前、術後の注意を説明します。

12.インプラント手術

当日は鎮静麻酔を使いますので、送迎かタクシーでお越し頂き、お帰りいただきます。
手術は歯科麻酔医師と歯科医師の医師2名体制にて行ないます。
術中は、歯科麻酔医師が生体モニターで全身状態を診ていまので、何か起こった場合は、歯科麻酔医師が即座に対応することが可能です。

インプラント治療、計画から完成まで

Step1 診査と治療計画

失われた歯の数、インプラントを埋め込む骨の硬さ、大きさ、位置により、治療法には様々な選択肢があります。歯にかかる力の方向や強さはもちろん、患者さんに無理のない衛生管理などを含め総合的に検討した上で「治療計画」が立てられます。

Step2 一時手術

あごの骨にインプラントを埋め込みます。

Step3 治療期間

一次手術後、3〜6ヵ月の治癒期間をおくことで、インプラントと骨が強い力で結合します(オッセオインテグレーション)。 この期間、仮の歯を使用していただきます。

Step4 二次手術

歯ぐきを開いて人工の歯を取り付ける準備をします。この状態で、歯ぐきが治るまで1〜6週間おきます。

Step5 人工の歯を作製・装着

歯ぐきが治った時点で型を取り、人工の歯をつくります。形や色などは患者さんに合わせて作製し、インプラントに取り付けます。 スクリューで固定します。この他、人工の歯をセメントにより固定する方法もあります。

Step6 メンテナンスと定期検診

インプラントで治療した部分に限らず、口の中を衛生的に保つ必要があります。ブラッシングの方法などについて適切な指導を受け、また半年に1回程度の定期検診を受けて、インプラントや人工の歯の状態、噛み合わせを確認します。

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吉本歯科医院のインプラント治療に必要な諸検査について

吉本歯科医院では、インプラント治療をご希望の患者さまに対して必ず以下の検査をお受けいただきます。

  1. 血液検査
  2. 心電図検査

これらの検査を通して患者さまの全身的な状態を調べますが、下記のような場合にはインプラント手術を受けることはできません。

心臓疾患、狭心症、心筋梗塞、不整脈、循環器系疾患、重度糖尿病、膠原病など女性に多い免疫性疾患、肝炎、肝硬変など。
また、血液性疾患、鉄欠乏性貧血、巨赤芽球性貧血、骨髄性機能不全、溶血性貧血、自己免疫性貧血、悪性腫瘍、癌、エイズ、脳血管障害、脳梗塞、人工透析患者、慢性腎疾患、内分泌性疾患、妊娠している方など

これ以外にもまだありますが、「手術そのものができない」という方は意外にも多くいらっしゃいます。
このような検査を事前に受けていなかったため、手術の際に血が止まらなくなるといったようなことが起こることもよくあります。

心電図検査では、心臓の状態、不整脈などを調べます。
インプラント手術は骨を削る手術ですので、手術の際に、わずかですが不整脈が発生するという報告がなされています。
もともとあった不整脈なのか、インプラント手術によって引き起こされた不整脈なのか、によって手術を中断する判断材料となります。

骨粗鬆症で「ビスフォスフォネートによる治療を受けられた方」は手術を受けることができません。
ビスフォスフォネートを飲んでいると骨の代謝が止まってしまいます。骨が溶けるのを防ぐ反面、骨の治癒も起きませんのでインプラントのオペによって骨に炎症が起きたときに炎症が治らなくなります。また、こういった患者さまは歯を抜くこともできません。

このようなさまざまな理由で、吉本歯科医院ではインプラントをご希望に患者さまに対しては、簡単な聞き取りだけでなく「血液検査」「心電図検査」をお受け頂きます。

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インプラントメーカーと治療医材について

インプラントメーカーと治療医材について

インプラントメーカーは国内で約50社、外国では約200社にのぼり、各歯科医院ともインプラントの医材が異なります。
患者さまはチェックできませんが、見逃せない大きなポイントがあります。

インプラントにつかうメーカーも実は歯科医院によって全く違います。

  1. インプラントメーカーが潰れない(倒産しない)
  2. 壊れても修理ができるシステムである

これがインプラントメーカーを選ぶ大きなポイントです。

インプラントメーカーは国内で50社近く、外国には200もの製品があります。
まず、インプラントをする際に、いったいどこのメーカーのものを使っているのか必ず確認する必要があります。
ほとんどの患者さまはインプラントにそんなメーカーがあることさえご存知ない方がほとんどです。

1)インプラントメーカーが潰れない(倒産しない)

表面化されていませんがインプラントメーカーは世界規模でのM&Aが行われている業界であり、毎年何百というメーカーが吸収合併されたり倒産したりしています。 10年後あなたの入れたインプラントのメーカーが倒産して会社そのものがなくなっていたとしたら修理することさえできません

歯科医院に対して、インプラントのメーカーの営業マンも「うちの会社のインプラントは10年、20年もつ」と言って売り込みをしてきます。
しかし、日本国内のメーカーのほとんどは会社が設立されてほとんどが10年未満です。
つまり、手術を受けて10年過ぎた患者様、あるいは20年過ぎた患者様がいないという事実があるも関わらずです。

当院で採用している「ブローネマルクインプラント」は世界で最も古く、手術して20年たった患者様、30年たった患者様が何十万人もいるという実績があり、世界数十カ国で使用されています。

大きなシェアを持つインプラントメーカーの場合だと、在庫切れなどを起こしてしまっても、すぐに対応することができます。

例えば車で言えばベンツという車があります。
何十年前の部品がちゃんと残っているため、何十年前の車を修理してくれますが、日本のメーカーでそんな会社ありません。日本はある程度過ぎたら部品そのものも廃棄してしまいますので、新しく買い換えるしか手はありません。
ブローネマルクのインプラントはまさにインプラントのベンツと言えるでしょう。
つまり世界標準です。

2)壊れても修理ができるシステムである

もし壊れても修理ができるシステムである、これも重要なポイントです。

インプラントになんらかのトラブルがあってはずすということはインプラント周囲の骨を削ってはずすということです。周囲の骨をごっそり削ってはずさなければいけないのです。ごっそり削るので骨は当然なくなります。
骨がなくなったところに、さあ、もう一度インプラントを!と思ったとしてもその時には骨がもうないのでできません。

では、入れ歯をしたとします。
しかし、骨がなくなった後の入れ歯はほとんど噛むことができません。

つまり命にスペアがないように、インプラントにもスペアはないのです。
確かに初期投資は大きいかもしれませんが、将来トラブルがあったときに修理ができるということは、20年後のあなたをどれだけ救ってくれることでしょう。

インプラントは、患者様の骨の中に入っている部分です。
もし骨の中にインプラントが折れたとしたら骨を削るしかないのです。
安価なインプラントメーカーのものは一体式ですので、手術も一回で終わります。一体式のインプラントはどこで折れるかまったく想像できません。

ブローネマルクシステムでは3つ以上のパーツに分かれています。
わざと壊れやすいところを作っているのです。
無理な衝撃が加わったとき、インプラントやあなたの骨を守るために代わりに壊れてくれているのです。
もし壊れた場合は折れたところから修理すればまた元通りです。

それによって「インプラント体」と「あなたの体を守る」ということを最優先させて作られたシステムなのです。

以外にインプラントをされる際に軽視しがちですが、手術をされる先生が「いったいどこのメーカーのインプラントを採用している」のか、これは最も重要なことなのです。

インプラントのメーカーは国内で50社近く、外国には200種類もの製品が流通しています。 その中でも3大インプラントメーカーは圧倒的なシェアを誇っています。

  • ITIインプラント(スイス製:ストローマン社)
  • アストラインプラント(スウェーデン製)
  • ブローネマルクインプラント(スウェーデン製)

当院で採用しているのは、
世界最高峰基準の「ノーベルバイオケア社のブローネマルク・インプラントシステム」「スリーアイ社のインプラントシステム」を採用しております。

インプラント治療を選ぶ際には、その先生が「どこのインプラントメーカーを採用しているのか」も大きなチェックポイントとなります。

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精神鎮静法(静脈内鎮静麻酔)

精神鎮静法(静脈内鎮静法) 〜手術に対するストレスから患者さまを守る〜

吉本歯科医院では、インプラントの手術を行なう場合、専任の麻酔科の医師により「精神鎮静法」を行い手術をすすめてまいります。

インプラント手術の際の精神鎮静法とは?

鎮静及び鎮痛効果のある薬剤を使って、治療中の不安や恐怖心を和らげて治療を行う方法です。
また、健忘効果もありますので、治療中の音や振動の記憶も薄れ、2時間位の処置でも30分程度に感じられます。
全身麻酔とは違い意識のある状態で治療を行い、又、術後速やかに回復しますので、もちろんその日にお帰りになれますので非常に安全で有効な方法です。

ほとんどの歯科医院では「インプラント1〜2本の埋入にわざわざ鎮静麻酔をする必要はない」と考え、通常の局部麻酔で手術に臨みます。
しかし、インプラントは骨を削る手術ですので健康な人でも、たとえ一本の埋入でも不整脈を起こす可能性があります。

また、血圧があがったり下がったり、酸素が体にいきわたらなくなったり、想像以上にいろいろなシーンが予想されるのがインプラント手術です。手術中には緊急搬送の可能性も常にあります。手術中にそういう状態になった場合に「歯科麻酔医師がその場にいない」、ということは非常に危険なことです。

そういった理由で、吉本歯科医院ではたとえ一本のインプラント手術でも、上の歯でも下の歯でも必ず「鎮静麻酔」を行っています

通常、内科的慢性疾患を持った患者さんのほとんどは、通常の生活ではあまり症状を現すことはありません。
しかし、なんらかのストレスや負荷が加わったときに急性症状が出現し、病状の悪化をもたらす場合があります。
患者さんがこのような状況に至ることは絶対に防がなくてはなりません。

歯科治療中における患者さんの「精神と肉体の安静を保障する事」が第一です。 「精神鎮静法」は患者さんをストレスから守り、精神を安静にさせる事によって、このような偶発症の発生を防止するのに非常に有効です。また、慢性疾患を持つ患者さんはその疾患の治療を優先するために、やむを得ず歯科疾患を放置する傾向にあります。
そうなると当然歯科疾患は重症化し、治療に際しては外科的侵襲を加えざるをえないケースが多くみられます。
この場合はまさに精神鎮静法の適応であり、積極的に使用することで安全な歯科治療を提供します。
このことこそ、歯科医が行う「全身管理」といえるでしょう。


(生体モニター)

精神鎮静薬は中枢神経の機能を抑制しますが、「呼吸」「循環」「反射機能」を抑制することはなく、あくまで患者さんの意識は保たれた状態にあります。思考に関しては、その統合が困難になり、そのことが恐怖心を作れなくします。
そこで患者さんは恐怖心や不快感といった精神的ストレスから開放され、穏やかな表情を呈し、リラックスした状態になります。
目は半眼状態で、呼びかければ開眼し、「開口」や「咬合」などの指示に従うことができます。
局所麻酔などの疼痛刺激に対しては、鎮静によって疼痛閾値が上昇しており、患者さんの感じる痛みは比較的軽度に抑えられます。

また、時間の経過をあまり気にしなくなり、治療時間が長くなっても治療を受け入れる事ができます。
使用する薬剤によっては健忘効果を有するものがあり、これは治療における痛みや不快感、疲労感を治療後には和らげます。
実際に患者さんが経験する状況としては、おおむねお酒を飲んだときのほろ酔い気分に似た多幸感があります。
こうして患者さんの協力を得て、治療を円滑かつ安全に行うことができます。

手術が終った患者さまの感想は「夢心地だった」とおっしゃられる方がいらっしゃるのもこの精神鎮静法のお陰です。

「全身麻酔」と「精神鎮静法」の違いについて

「それは全身麻酔ではないのですか?」と質問される方も多いので、「全身麻酔」「精神鎮静法」の違いについてご説明をしておきます。

「全身麻酔」は、生理的な反射や代謝の変化、呼吸循環機能の低下など病態生理学的な点において、精神鎮静法とは全く異なった態度を示します。
特に全身麻酔では意識を消失させるために、患者さんの体調に異変が起こった場合、患者さんはそれを不快症状として訴えることができません。
したがって、血圧計や心電図など各種モニターからそれを推測し、対処しなければならず、そこで十分な知識と技術、経験、設備が必要となります。

一方、「精神鎮静法」は患者さんの意識を消失させません
つまりもし患者さんの体調に異変が起こった場合、患者さんは不快症状として訴えることが可能であり、それによっても術者は状況を把握し、患者さんは支持に従うことができます。
また、呼吸器系や循環器系は特に抑制されず安定しています。そして、使用する薬剤は少量であり、肝臓や腎臓に対する影響はほとんど問題ありません。
これらのことは精神鎮静法が全身麻酔に比べてはるかに安全性の高い方法であることを示しています。

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